お金持ちは日本に何人いる?所得別の人数内訳から学ぶ『最も効率的にお金を稼ぐ方法』

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“お金持ち”の定義は人それぞれですが、ここでは、国税庁の最新の統計年報(平成29年度)をもとに、

国内の年収1,000万円以上~100億円超の人数と、その所得の種類(どのようにして所得を手に入れているか?)を紹介します。

お金の勉強中のカネコさん
お金の勉強中のカネコさん

年収1,000万円以上の人、何人いるかな?

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【所得金額別内訳】お金持ちは何人いる?

これが、所得階級別の人数です。

年収区分 人員
1,000万円以下 565,106
1,200万円以下 333,187
1,500万円以下 304,043
2,000万円以下 290,154
3,000万円以下 228,428
5,000万円以下 120,376
1億円以下 55,886
2億円以下 15,890
5億円以下 5,605
10億円以下 1,145
20億円以下 384
50億円以下 170
100億円以下 42
100億円超 14
合計 1,920,430

年収1,000万円以上の人が合計192万430人

お金持ちはこんなにもたくさんいるんですね。

また、サラリーマンの生涯年収平均は、一般的に2億円程度といわれておりますが、

23,250人の方は1年間で、普通の人の生涯年収2億円以上を、1年間で稼いでいるんですね。

さらに驚くべきことに、14の方は1年間で100億円以上稼いでいるようです。

さて、これらのお金持ちは、一体どのようにしてお金を手にしているのでしょうか?

【所得種類別内訳】お金持ちはどこから所得を得ている?

先ほどの所得金額別人数の内訳を、さらに所得別に分けたものを紹介します。

その前に、各所得の種類の定義について紹介します。

所得者区分 所得者の定義
事業所得者 事業を営む人がその事業から生じた所得金額が、

他の所得金額の合計額より大きい者

不動産所得者 不動産物件(土地や建物など)の所有者が、

それら不動産物件から生じた所得金額が、

他の所得金額の合計額より大きい者

給与所得者 使用者から支払われている給料や賞与から生じた所得金額が、

他の所得金額の合計額より大きい者

雑所得者 利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得等いずれにも

該当しない所得金額が、他の所得金額の合計額より大きい者

他の区分に該当しない所得者 上記の所得以外の利子所得、配当所得から生じた所得金額が、

他の所得金額の合計額より大きい者

所得金額別人数の内訳を、さらに先の所得種類に分けたものがこちらです。

年収区分 事業所得者 不動産所得者 給与所得者 雑所得者 他の区分に該当しない所得者 人員
1,000万円以下 57,409 58,456 413,320 5,843 30,078 565,106
1,200万円以下 33,524 34,623 239,928 2,591 22,521 333,187
1,500万円以下 30,010 29,824 216,948 1,935 25,326 304,043
2,000万円以下 26,990 24,828 208,073 1,646 28,617 290,154
3,000万円以下 21,323 17,059 156,818 1,428 31,800 228,428
5,000万円以下 12,948 8,360 71,609 814 26,645 120,376
1億円以下 5,896 2,913 27,664 488 18,925 55,886
2億円以下 1,372 544 5,805 178 7,991 15,890
5億円以下 289 99 1,342 76 3,799 5,605
10億円以下 34 5 206 21 879 1,145
20億円以下 11 1 52 6 314 384
50億円以下 4 10 3 153 170
100億円以下 42 42
100億円超 14 14
合計 189,810 176,712 1,341,775 15,049 197,104 1,920,430

皆さん、お気づきでしょうか。

年収10億円以上稼いでいる人のほとんどが、『他の区分に該当しない所得者』です。

年収100億円以上に至っては、全員が『他の区分に該当しない所得者です。

先に紹介した通り、『他の区分に該当しない所得』とは、利子所得、配当所得から生じた所得のことです。

最も効率的にお金を稼ぐ方法は、お金にお金を稼がせること

つまり、これらの方々は、

自分で働いたり事業を起こして稼ぐ給与所得・事業所得といった労働所得ではなく、

投資などによって生まれる利子や配当といった不労所得で大金を稼いでいるのです。

 

これは、【お金持ちになるための基本原則】でも紹介した通り、

自分で働いて稼ぐことよりも、お金にお金を稼がせることの方が効率的にお金を稼げることを物語っています。

お金持ちになるためには、こうした不労所得を生み出す資産を築き上げてい必要があります。

こうすることで、先ほどのような超大金持ちになれずとも、少しずつ、着実に

あなたが働いていない間にも代わりに働いてくれるお金や資産たちが増えていきます。

これらは増えれば増えるほど、あなたは楽になり、自由な時間も増え、にもかかわらずお金はどんどんあなたの資産を築いていきます。

これが、お金持ちになる方法です。

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